2026-09

Battery用途

マクセル株式会社における小型全固体電池事業の取組と展望

本レポートは、マクセル株式会社の代表取締役社長である中村啓氏による説明内容に基づき、同社が推進する小型全固体電池の技術的特徴、具体的な用途、製造技術、および今後の事業展望についてまとめたものです。1. 現行電池(液体電解質)の課題とマクセル...
Battery主要部材

PSE強化で何が変わる?第三者検査でも防げない「購入後の発火リスク」と正しい扱い方

モバイルバッテリーの破裂や発火事故の急増を受け、経済産業省は2026年8月末、製品安全規格(PSE)の規制強化方針を示しました。本記事では、モバイルバッテリーが電気を蓄えて供給する技術的仕組み、内部短絡から発火へ至る連鎖的な反応、そして今回...
Battery主要部材

中国研究チーム、600Wh/kg超の超高エネルギー密度リチウム金属電池を開発

中国の天目山実験室と清華大学の研究チームは、科学誌『Nature Communications』にて、エネルギー密度が600Wh/kgを超える高安定なパウチ型リチウム金属電池の開発に成功したと発表しました。この数値は、現在市販されている一般...
Battery主要部材

全固体電池は「技術検証」の時代へ――日中韓で激化する量産化と材料供給網の構築競争

次世代電池の真命目として期待を集める全固体電池は、研究室での性能試験から実機への適用と量産化を見据えた技術検証へと大きく舵を切り始めました。2026年9月現在、車載用途での実用化に向けたハードルは依然として存在するものの、ドローンや産業用ロ...
サプライチェーン

2035年のバッテリー市場予測:増産競争から「コスト・歩留まり・サプライチェーン」の時代へ

マッキンゼーの最新ホワイトペーパーによると、世界のバッテリー市場は2035年に向けて急速な拡大を続ける一方で、深刻な供給過剰と激しい価格低下に直面しています。これに伴い、企業の競争軸はこれまでの「単純な増産」から、「コスト削減(部材構成の最...
Battery主要部材

木材成分から高容量負極へ:リグニンを活用したナトリウムイオン電池の最前線

脱炭素社会の実現に向け、リチウムに依存しない次世代蓄電池としてナトリウムイオン電池(SIB)への期待が高まっています。その実用化を左右するカギが、安価で持続可能な負極材料の開発です。そうした中、製紙業などの副産物である「リグニン」を活用し、...
Battery主要部材

LGES、米Smackover Lithiumと炭酸リチウム8万トンの長期オフテイク契約を締結

電気自動車(EV)およびエネルギー貯蔵システム(ESS)向けバッテリー大手の韓国LGエナジーソリューションは、米国アーカンソー州のリチウム開発プロジェクトから長期間にわたり大量のリチウムを調達する契約を締結しました。米国インフレ抑制法(IR...
Battery用途

BYDが劇的シフト、海外売上比率53%で本土逆転!過酷な国内競合を輸出で打破

中国の新エネルギー車(NEV)大手・比亜迪(BYD)が発表した2026年1〜6月期決算は、中国国内市場での熾烈な価格競争(「内巻」と呼ばれる過剰競合)の影響を受け、上半期全体としては減収減益となりました。しかしその一方で、海外輸出の急伸やプ...
Battery技術

電池製造のデジタル化を目指すBeffのシリーズA出資と事業展開の概要

脱炭素社会の推進や電気自動車(EV)の急速な普及に伴い、車載用・産業用蓄電池の重要性が世界的に高まっています。しかし、従来の電池開発・製造においては、試작から量産化に至るプロセスでのノウハウの属人化や、歩留まり向上に向けた莫大な廃棄ロスが深...
Battery主要部材

バッテリー材料の「脱中国」を米政府が強力支援/ウエストウォーター社が推進する天然黒鉛の地産地消

米国を中心にEVや蓄電池、防衛産業における「重要鉱物の脱中国化」と「サプライチェーンの自国回帰」が急速に進む中、米国のエネルギー技術企業ウエストウォーター・リソーシズ(Westwater Resources)社が大きな前進を見せました。本記...