戦略・政策

Battery技術

CATLの「マルチケミストリー」戦略:LFPからナトリウムイオン、航空機用電池までを完全網羅

電気自動車(EV)市場が成熟期に向かう中、ユーザーのニーズは単なる航続距離の延長から「超高速充電」「長寿命」「軽量化」といった多角的な利便性へとシフトしています。CATLが今回発表した6つの主要イノベーションは、リチウムイオン電池(LFP/...
Battery用途

ソフトバンク、AI電池を自社製造へ。堺工場跡地を再開発

AI(人工知能)の急速な普及に伴い、世界中でデータセンターの需要が爆発的に増加しています。しかし、その運用には膨大な電力が必要であり、エネルギーの安定確保が各社の最重要課題となっています。ソフトバンクはこの課題に対し、「自社で電池を作る」と...
Battery用途

戦略的転換:EV需要の減退を受け、自動車メーカーが蓄電事業へシフト

2026年現在、世界の自動車メーカーは大きな転換点に立っています。当初の予測を下回るEV需要の伸び悩みと、税制優遇措置の終了が重なり、膨大な投資を投じたバッテリー工場には「余剰容量」という課題が浮上しています。一方で、生成AIの爆発的普及に...
Battery用途

頓挫した自社生産の穴を埋める「韓国製電池」。メルセデスが選んだサムスンSDIの実力

メルセデス・ベンツが次世代EVの核となるバッテリー供給網を再編し、韓国サムスンSDIとの大型契約に踏み切ろうとしています。現在、自動車業界では特定の地域やサプライヤーへの依存を避け、安定した供給体制を構築する「マルチサプライヤー戦略」が不可...
Battery主要部材

イタリアEni、カナダの黒鉛大手NMGに7000万ドル出資――重要鉱物の確保へ

イタリアのエネルギーグループEniは2026年4月10日、カナダの天然黒鉛生産会社ヌーヴォー・モンド・グラファイト(NMG)の少数株を取得することで合意しました。7000万ドル(約107億円)を投じ、エネルギー転換に不可欠な「重要鉱物」の安...
Battery主要部材

旭化成、カナダの電池材工場稼働を2年延期――北米EV市場の減速受け

世界的な電気自動車(EV)シフトのペースダウンが、日本の化学大手の投資戦略に影響を及ぼしています。旭化成は2026年4月15日、カナダで計画していたリチウムイオン電池用セパレーター「ハイポア」の新工場の稼働を延期することを明らかにしました。...
Battery用途

英国車検制度にEVバッテリー検査の導入を:4Rアライアンスが運輸省へ正式要請

EVバッテリーの再利用・再製造・リサイクル・回収を推進する「4Rバッテリーアライアンス」は、英国運輸省(Department for Transport, DfT)に対し、EVの定期車検(MoT)項目にバッテリーの診断テスト(健康状態評価)...
Battery用途

テスラ、第5のグローバルサプライヤーにSunwodaを採択――コスト削減と供給網多様化を加速

テスラはコスト削減と供給網の多様化を目的として、中国のSunwoda Electric Vehicle Battery (Sunwoda EVB)を、CATL、パナソニック、LGエナジーソリューション、BYDに続く5番目のグローバルバッテリ...
マーケット情報

ウィスコンシン州とケンタッキー州がバッテリーEPR法を承認:全米で広がる回収義務化の波

2026年4月、米国ウィスコンシン州とケンタッキー州の両知事が、バッテリーの適正管理を義務付ける、あるいは促進するための新法に署名しました。これにより、リチウムイオン電池を含む特定の中型および充電式バッテリーの回収・リサイクル体制が整備され...
マーケット情報

英国政府、タタ傘下アグラタスに5億ドル超を拠出:サマセットに巨大電池工場建設へ

英国政府は、タタ・グループ傘下のバッテリー企業アグラタス(Agratas)に対し、サマセット州でのギガファクトリー建設を支援するため、約3億8000万ポンド(5億954万ドル)の資金提供を実施しました。この資金は、英国先進推進センター(AP...