ESS

インド蓄電池市場の現在地:再エネ急拡大に伴う課題と成長への展望

猛暑による電力需要の増加やモンスーンの遅れ、太陽光発電の急増に伴う送電網の制約(出力抑制リスク)を背景に、インドの蓄電池エネルギー貯蔵(BESS)部門は極めて重要な局面を迎えています。原材料価格の高騰や中国の政策変更によるバッテリー価格の上...
Battery主要部材

脱中国依存の切り札となるか?カナダNano Oneが進めるLFP正極材800トン体制の全貌

北米における電池材料の自給自足(サプライチェーン構築)への関心が高まる中、カナダの電池材料技術企業であるNano One Materials(ナノワン・マテリアルズ)社が、ケベック州キャンディアック工場におけるLFP(リン酸鉄リチウム)正極...
Battery技術

台湾Molicel、HV市場シフトを捉えた高出力・超高容量の21700電池を発表

BEV(電気自動車)市場の成長が鈍化する一方で、世界的にハイブリッド車(HEV/PHEV)への需要が急増しています。こうした市場の変化に対応するため、高出力リチウムイオン電池のリーディングカンパニーである台湾のMolicel(モリセル)社が...
Battery主要部材

安全・長寿命な次世代電池の攻防――酸化物負極(LTO等)特許スコアに見る東芝・LG・CATLの戦略

リチウムイオン二次電池の負極材としては、現在グラファイト(黒鉛)などの炭素系材料が主流です。しかし、次世代の産業用・EV(電気自動車)向け電池として注目を集めているのが「酸化物負極技術」です。酸化物負極(LTOなど)の主な特徴とメリット極め...
ESS

【ドイツ】1.5MWのリチウムイオン電池施設で火災、住民避難と冷却対応の現状

2026年7月21日、ドイツ東部バウツェン中心部にある容量1.5メガワット(1.5MW)のリチウムイオン電池エネルギー蓄電システム(4つのコンテナ構造)で火災が発生しました。直接消火が困難なため、消防隊は毎分5,000リットルの放水による継...
Battery主要部材

米Sila、シリコンアノード増産に向け3億ドルの資金調達を実施

先進バッテリー材料企業のSila社は、Atreides ManagementおよびSutter Hill Venturesが主導するプライベートエクイティラウンドにて3億ドル(約450億円規模)の資金調達を完了したことを発表しました。本資金...
Battery主要部材

住友化学、既存設備を活用できる全固体電池用ハロゲン系固形電解質の製品評価を本格化

住友化学は、全固体電気自動車(EV)用電池に向けた新しい「ハロゲン系固形電解質」の量産準備を進めています。本技術は京都大学および鳥取大学との共同開発によるもので、従来の硫化物系電解質が抱えていたコストや製造上の課題を克服する次世代材料として...
Battery主要部材

ラボから商業化へ加速|HPQが高容量シリコンアノード電池でUL 1642認証を取得

先進材料と次世代プロセスの開発を行うHPQ Silicon Inc.は、同社のシリコンアノード(シリコン負極)リチウムイオン電池プラットフォーム「HPQ ENDURA+ Gen4 21700セル」が、独立系試験機関による評価を経て、国際的に...
Battery主要部材

水素製造の副産物グラファイトを高付加価値化|Hazer社が狙うEV・蓄電池市場への参入戦略

オーストラリアの気候バイオテック企業・Hazer Group Limited(以下、ヘイザー社)は2026年7月13日、自社技術で製造したグラファイト副産物が、熱処理によって99.99 wt%(重量パーセント)以上の純度に達したことを発表し...
Battery主要部材

正極も負極も中国依存ゼロへ!Coreshellのシリコン負極技術とL&FのLFP正極材が融合

米国のバッテリー技術企業Coreshell Technologies(コアシェル・テクノロジーズ)と、韓国の大手正極材メーカーL&F(エルアンドエフ)が、8年間の長期正極活物質供給契約を締結しました。両社の技術と材料を組み合わせることで、中...