LGES、高性能46シリーズ円筒形バッテリーの受注を継続拡大

Battery技術

LGエナジーソリューション(LGES)の次世代円筒形バッテリー「46シリーズ」が、高い出力、急速充電、改善された熱管理といった特徴により、世界の電気自動車(EV)メーカーから継続的に受注を獲得し、その競争力を高めています。

📰 記事の主要なポイント

  • 製品の特徴:
    • 46シリーズ円筒形バッテリー(直径46mmの大型円筒形セル)。
    • 高出力、急速充電、優れた熱管理を実現。
    • 大量生産と品質安定性を可能にする標準化された仕様
    • 走行距離の延長とコスト削減を同時に目指す自動車メーカーにとって画期的とされる。
  • 受注実績と顧客多様化:
    • 中国・奇瑞汽車(Chery Auto)のオランダ子会社: 2025年6月にEV約12万台分に相当する8 GWhの供給契約を締結。伝統的に国内サプライヤーに依存してきた中国市場での競争力を証明。
    • 米国・リビアン(Rivian): 2024年11月にアリゾナ子会社を通じて67 GWhの46シリーズバッテリーを納入することで合意。
    • その他: 主要顧客や従来の自動車メーカー以外にも、複数の顧客と追加プロジェクトについて協議中
  • LGESの戦略:
    • 「独自の技術を通じて創出されるユニークで差別化された顧客価値こそが、業界の低迷を克服し、来たるスーパーサイクルで市場をリードする鍵となる」として、競争力のある製品で多様な顧客要求に応える計画。
  • アナリストの評価と成長ポテンシャル:
    • 従来の円筒形バッテリーの課題(スペース効率と重量)を高度なセル・トゥ・パック技術で克服。
    • セルの総数削減、パック構造の簡素化に加え、乾式電極技術によるさらなるコスト削減が可能となり、大きな成長の可能性を持つ。

🔗 関連情報・背景

  1. 「46シリーズ」バッテリー規格の動向:
    • 「46シリーズ」は、特にテスラがその採用を推進している次世代の円筒形バッテリー規格で、直径46mm、**長さ80mm(4680)のサイズが広く知られています。LGESが供給する製品は、直径は46mmを維持しつつ、顧客の要求に応じて最適な長さに調整する「46シリーズ」**として展開されています。
    • 従来の主流である「2170」(直径21mm、長さ70mm)などに比べ、セルの体積が大きくなることで、製造コストを抑えつつ、エネルギー密度と急速充電性能を向上させることが可能です。
  2. テスラとLGESの関係:
    • 46シリーズバッテリーの量産化において、テスラは主要な推進者であり、テスラ向けの46シリーズ供給に向けて、LGESは韓国の梧倉工場に専用のパイロットラインを構築し、準備を進めてきました。
    • 記事で言及されているリビアンはテスラの主要な競合の一つですが、LGESがテスラ以外のEVメーカー(リビアン、奇瑞など)からも大型受注を獲得していることは、46シリーズ技術の汎用性LGESの技術力がテスラ以外の市場でも高く評価されていることを示しています。

出典:https://www.koreatimes.co.kr/business/tech-science/20251120/lg-energy-solutions-46-series-batteries-attract-global-ev-makers

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