テスラのイーロン・マスクCEOは、**2025年第3四半期決算発表(10月22日)**において、自動運転に対する需要増加を見込み、「合理的に可能な限り早く」増産に舵を切る用意があると発言しました。
主要な関連情報とまとめ
- 増産の焦点:ロボタクシー「サイバーキャブ」
- マスク氏は、**「最も生産台数が増えるモデル」は2人乗りのロボタクシー「サイバーキャブ(Cybercab)」**であると明言。
- 生産開始は2026年第2四半期に、テキサスギガファクトリーで予定されています。
- サイバーキャブは完全自動運転を前提とした車両で、運転席にはステアリングやペダルなどの手動運転用装備がないとされています。
- 販売価格は3万ドル(約450万円)以下を目指すとされており、一般ユーザーも購入可能になる見込みです(2024年10月のプロトタイプ公開時情報)。
- 事業戦略の転換
- テスラはEV(電気自動車)製造だけでなく、AIを活用した**ロボタクシーや人型ロボット(Optimus)**といった非自動車事業への戦略転換を強めています。
- マスク氏は、**「2025年末までに米国人口の50%がロボタクシーにアクセス」**可能にするという野心的な目標を掲げており、この増産計画は、テスラが自動運転技術「FSD(完全自動運転)」の実用化に強くコミットしていることを示しています。
- 決算状況と市場の反応
- 2025年第3四半期の収益は262.7億ドルに達し、車両納車台数は497,099台と報告されています。これは米国でのEV税制優遇措置終了前の駆け込み需要に支えられた面もあります。
- 一方で、ロボタクシーのプロトタイプは2024年10月に公開済みですが、具体的な詳細や2年先という生産開始時期について、市場は一時的に落胆を示す反応も見せました(2024年10月の報道)。
テスラは、従来のEVから、AIと自動運転技術を核としたモビリティサービスへと事業の軸足を移す中で、サイバーキャブを戦略的な大量生産モデルとして位置づけ、需要が高まり次第、急増産する体制を整える方針を示しています。


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