戦略・政策

Battery用途

「欧州版IRA」で韓国勢に追い風、中国製バッテリー排除でシェア奪還へ

欧州連合(EU)が発表した産業促進法(IAA)の最終案は、域内のクリーンエネルギー産業(EV・バッテリー等)を保護し、中国への依存度を低減させることを目的としています。これを受け、韓国のバッテリー大手3社(LGエナジーソリューション、サムス...
Battery用途

トヨタとステランティス、欧州CO2プールから離脱へ―テスラ主導の枠組みに転換点

2026年3月現在、欧州市場において長年続いていた「テスラ主導のCO2プール」に大きな動きがありました。主要パートナーであったトヨタとステランティスが、2026年のプール協定から離脱することが報告されています。1. CO2プール制度の仕組み...
Battery技術

【欧米の逆襲】HolyvoltがWildcatを買収!AI×自動実験で電池開発を10倍速へ

欧州のHolyvoltは、バッテリー材料開発の世界的リーダーである米国のWildcat Discovery Technologiesの買収を完了しました。この統合により、「材料の発見」から「工業レベルの製造」までを一貫して行う強力なプラット...
戦略・政策

2026年3月17日、車載ソフト『脱中国』の断行。米国が突きつける決別の期限

米国商務省・産業安全保障局(BIS)は、2026年3月17日から中国およびロシア製の車載ソフトウェアの使用を全面的に禁止する最終規則を適用します。これは、現代の自動車が「走るスマートフォン」と化し、常にネットワークに接続されるコネクテッドカ...
Battery主要部材

中国リチウム価格が13%弱の急落:EV販売不振と地政学リスクが需要を直撃

2026年3月3日、中国の広州先物取引所において、炭酸リチウム先物価格が前日比12.99%下落し、1トン当たり15万860元で取引を終えました。これは1日の値幅制限(13%)に近い大幅な下落です。急落の主な要因EV販売の失速: 大手EVメー...
Battery技術

スズキ、全固体電池事業に参入:カナデビアから技術・設備を完全継承

スズキは2026年3月4日、カナデビア株式会社と全固体電池事業の譲渡契約を締結したと発表しました。これにより、スズキは次世代EV(電気自動車)の基幹技術となる全固体電池の開発・製造基盤を自社で保有することになります。契約の骨子譲渡予定日: ...
サプライチェーン

「メイド・イン・ヨーロッパ」計画が鍵:欧州製EVバッテリーのコスト競争力予測

欧州の環境NGO「Transport & Environment(T&E)」は、EUが「Made in Europe」計画を推進することで、域内で製造されるバッテリーのコストを劇的に下げ、中国製に対する競争力を確保できるとする報告書を発表し...
ナトリウムイオン電池

欧州、ナトリウムイオン電池を産業戦略の中核へ。次期EU予算での資金投入を提言

欧州経済社会委員会(EESC)は、次世代の電池技術としてナトリウムイオン電池(SIB)をEUの産業戦略の柱に据えるよう提言しました。リチウムへの依存度を下げ、域内でのサプライチェーンを完結させることが狙いです。1. 戦略的意義と背景脱リチウ...
Battery主要部材

EV市場減速を受け戸田工業が戦略転換、BASFとの合弁事業を終了

戸田工業は、リチウムイオン電池(LIB)用正極材料を手掛ける合弁会社「BASF戸田バッテリーマテリアルズ(BTBM)」の全持ち分をBASF側に譲渡し、合弁事業を解消することを決定しました。1. 合弁解消の主な理由EV市場の成長鈍化: 202...
サプライチェーン

欧州自動車業界に走る亀裂:補助金を巡る「保護主義」か「自由貿易」かの攻防

2026年2月27日、ドイツの電動モビリティ産業を揺るがす議論が浮上しています。ドイツ連邦政府が計画していた「電気自動車への社会保障補助金」が、欧州連合(EU)が検討中の新法「産業促進法(Industry Promotion Act)」によ...