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Battery主要部材

硫化物系全固体電池における2段階熱暴走の研究:電気化学的開始と化学反応連鎖の解明

次世代の蓄電技術として期待される硫化物系全固体電池ですが、理論上の安全性とは裏腹に、特定の条件下では従来の液系リチウムイオン電池よりも10倍も速い速度で熱伝播が起こる「安全性のパラドックス」が指摘されてきました。本研究は、この致命的な故障が...
サプライチェーン

2027年義務化の「バッテリーパスポート」を見据え、Minespiderが循環型マーケットプレイスを先行始動

Minespiderは、電気自動車(EV)バッテリーの再利用、修理、改修、リサイクルに関わるすべての企業を繋ぐデジタルエコシステム「Recircle.market」を公開しました。これは、欧州連合(EU)の「Horizon Europe」の...
Battery用途

ついにタンカーも電気で動く時代に。AYK Energyが描く未来の航路

船舶用バッテリー分野で急成長を遂げるAYK社は、スペインのMureloil社と、8000重量トン型ケミカルタンカー「Bahia Beatriz」向けの蓄電池システム供給契約を結びました。これは姉妹船「Bahia Candela」への導入成功...
Battery主要部材

【ドローン革命】中国製を圧倒する性能、NEO社のシリコンアノード電池が飛行時間30分→60分へ

NEO社が開発したシリコンアノード(負極材)技術を投入した新型バッテリーが、実機テストにおいて中国製の標準的なバッテリーを圧倒するパフォーマンスを記録しました。実地試験の主な結果韓国のOEM顧客協力のもと、気温マイナス5度からマイナス3度と...
Battery主要部材

全固体電池用Si-ZnO複合アノードの開発:Zn/Li2O混合体による界面伝導性の劇的改善

全固体リチウム電池(ASSLB)の実用化において、高容量なシリコン(Si)アノードは期待されていますが、低い導電性とリチウム(Li)イオンの拡散の遅さが課題でした。本研究では、市販のSiマイクロシートにZnOナノ粒子を導入することで、これら...
Battery技術

テスラとボストン・ダイナミクスを両獲り。LGESがロボット用バッテリー市場を独占か

2026年2月、長らく謎に包まれていた人型ロボットAtlas(アトラス)の動力源が、韓国LGエナジーソリューション(LGES)製のバッテリーであることが業界筋により明らかになりました。主なトピックス供給メーカーの特定: CES 2026での...
Battery技術

火災時は「下へ」逃がす。SvoltのDragon Armor 3.0が実現する究極のEV安全

Svoltは、新型バッテリー「Dragon Armor 3.0」において、業界で初めて火と電気の物理的分離を実現したと主張しています。革新的な配置: 従来は近接していた「電気端子」と「ガス排出弁(圧力逃がしチャネル)」をセルの反対側に配置し...
Battery技術

SKオン、韓国政府のESS入札で50%超を確保。前回ゼロから首位へ劇的逆転

韓国政府(気候・エネルギー・環境省および韓国電力取引所)が実施した第2回「系統用ESS中央契約市場」の入札結果が発表され、前回(第1回)は落札ゼロだったSKオンが、全体の50.3%を確保して首位に立ちました。1. 入札結果の概要(第2回)今...
Battery主要部材

米国EVサプライチェーンの脱中国が加速。電池用黒鉛への高率関税が確定へ

2026年2月11日、米国商務省(DOC)は、中国産の負極活物質(AAM:リチウムイオン電池の負極材)に対する反ダンピング(AD)および相殺関税(CVD)調査で最終的な肯定的決定を下しました。これにより、中国製品に対する関税率は従来の約6倍...
Battery主要部材

垂直配向チタニアナノフレークによるリチウム金属アノードの安定化とデンドライト抑制

ドレクセル大学の研究チームを中心とするグループは、リチウム金属電池のアノード(負極)において課題となっているデンドライト(樹枝状結晶)の成長と活性リチウムの損失を抑制するため、新しい形態のチタニア材料である「垂直配向1次元レピドクロサイト(...