ポスコフューチャーエム、米Factorialと全固体電池で戦略的MOU締結

Battery主要部材

ポスコフューチャーエムが、米国の全固体電池企業である**ファクトリアル・エナジー(Factorial Inc)と、全固体電池の技術開発に関する戦略的協力の業務協約(MOU)**を締結しました。

  • 締結日・場所: 2025年11月25日(現地時間)、ドイツ・ベルリンの「フューチャー・バッテリー・フォーラム」にて。
  • 目的: ポスコフューチャーエムの全固体電池素材事業の競争力強化。
  • 経緯: ファクトリアル・エナジーが複数の素材メーカーの正極材サンプルをテストした結果、ポスコフューチャーエムの製品の品質競争力が優れていると評価したため、今回のMOU締結に至りました。
  • 期待される効果:
    • ポスコフューチャーエム側: ファクトリアル・エナジーの技術力とグローバル完成車との市場構築力、ポスコフューチャーエムの正・負極材の素材競争力を土台に、次世代全固体電池事業での相乗効果。
    • ファクトリアル・エナジー側: 中核素材である正・負極材の革新加速、グローバル供給網の強化、コスト削減への貢献。

💡 関連情報と背景

1. 全固体電池とは

  • 定義: 電池の正極と負極の間にある電解質に、液体ではなく固体を用いる次世代電池です。
  • 特徴: 既存の電池に比べて安全性が高くエネルギー密度充電性能に優れています。
  • 位置づけ: 電気自動車(EV)やロボットなど次世代モビリティ産業の「ゲームチェンジャー」として注目されています。

2. Factorial Energy(ファクトリアル・エナジー)について

  • 概要: 米国マサチューセッツ州に本社を置く全固体電池企業。
  • 特徴:
    • グローバル・パートナーシップ: メルセデス・ベンツ、ステランティス、現代自動車・起亜自動車といったグローバル完成車企業と提携し、開発を加速しています。
    • Solsticeセル: 共同開発した次世代全固体電池セル「Solstice(ソルスティス)」は、EV航続距離を最大1.8倍に延ばすなどの実績があり、2020年代末までの量産を目指しています。
    • 拠点: 韓国の忠清南道天安にも全固体電池のパイロット工場を運営しています。

3. ポスコフューチャーエムの戦略的意味合い

  • ポスコフューチャーエムは、正極材やシリコン負極材など、全固体電池用素材の研究開発に注力しています。
  • 今回の提携は、その中でも特に正極材品質競争力がファクトリアル・エナジーに認められた形であり、次世代電池市場における同社の素材供給者としての地位を確固たるものにする重要な一歩となります。

出典:https://biz.chosun.com/jp/jp-industry/2025/12/04/2SGKPGFDVNFZHA2HXNTY62KCOE/

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