戦略・政策

マーケット情報

「実験室から量産へ」固体電池の本命ProLogiumがナスダック上場で仕掛ける世界戦略

次世代バッテリーの本命とされる固体電池の分野で、20年以上の研究開発と10年以上の量産実績を持つ台湾のProLogiumが、特別目的買収会社(SPAC)であるTDACとの合併により米国ナスダック市場へ上場することが発表されました。資金調達前...
Battery主要部材

エネルギー安全保障の最前線:中国のサプライチェーン支配と国内電池生産の必要性

電気自動車(EV)や再生可能エネルギー貯蔵システム(BESS)の普及に伴い、バッテリーは現代の産業・安全保障の基盤となっています。国際エネルギー機関(IEA)の最新報告書は、中国が世界のサプライチェーンを圧倒的に支配する現状において、他国が...
マーケット情報

米バッテリー合弁「ブルーオーバルSK」が終了:SKオン・テネシーとして再始動

ジョー・バイデン前政権下で推進されたインフレ抑制法(IRA)を追い風に、韓国のバッテリーメーカーは米国の自動車大手(ビッグ3)と次々に合弁会社を設立し、巨額の投資を進めてきました。しかし、ドナルド・トランプ大統領の就任以降、EV購入補助金の...
Battery主要部材

次世代電池材料の国内調達へ:Feon EnergyとOrbiaによる米国電解質製造に向けたMOU締結

世界のエネルギー市場および防衛産業において、バッテリーの高性能化とサプライチェーンの安全確保(経済安全保障)は最重要課題となっています。本レポートでは、2026年5月18日に発表された先進材料スタートアップ Feon Energy, Inc...
Battery用途

【欧州EV戦略】起亜自動車、2026年を転換点に中国勢と激突へ――欧州規制を追い風にシェア拡大を狙う

欧州の自動車市場は今、かつてない激変期を迎えています。米国市場から事実上締め出された中国の電気自動車(EV)メーカーが、圧倒的な価格競争力を武器に欧州へ急速に攻勢をかけているためです。この激しい競争の渦中において、韓国の起亜自動車(KIA)...
Battery主要部材

中国EV電池産業の新たな転換点:シェア8割超のLFP電池と迫られるグローバル戦略

世界の電気自動車(EV)シフトを牽引してきた中国の動力電池産業が、今まさに大きな転換点を迎えています。これまで市場を動かしてきた「大量生産と価格競争」というシンプルなルールは通用しなくなり、これからは技術、コスト、そして世界規模での展開力を...
Battery用途

中国EV市場に歴史的転換点!「不毛な安売り競争」がついに終焉へ

ここ数年、中国の電気自動車(EV)市場は、各メーカーが利益を削ってシェアを奪い合う、過酷で容赦のない「価格競争」が続いていました。しかし、2026年5月、市場は歴史的な転換点を迎えています。川上の原材料コストの上昇と、業界全体の歴史的な収益...
Battery主要部材

「欧州産LFP」の競争力を強化。ElevenEsとCarbonXが挑むエネルギー自立への新フェーズ

2026年5月11日、セルビアの電池メーカーElevenEsと、オランダの炭素材料企業CarbonXは、戦略的パートナーシップを2026年まで延長することを発表しました。これまでの初期検証段階を終え、実際の製造ラインに近い規模での「工業規模...
Battery主要部材

LGエナジーがフィンランドの正極材工場に資本参加、欧州サプライチェーンを強化

フィンランド鉱物グループ(FMG)と韓国のLGエナジーソリューションは、コトカで建設中の正極材製造会社「イースプリング・フィンランド・ニューマテリアルズ(Easpring Finland New Materials)」への出資に関する合意を...
Battery技術

CATL、ナトリウムイオン電池の生産量を40GWh拡大へ

2026年5月現在、蓄電システム市場はリチウム依存から多様な化学組成への大きな転換期を迎えています。世界最大の電池メーカーであるCATLは、過去最大となる60GWhの受注獲得と、福建省での大規模な増産計画を発表し、ナトリウムイオン電池(Na...