サプライチェーン

Battery技術

中国で動力電池の「デジタル身分証」制度が始動。全ライフサイクルを追跡へ

2026年4月1日、中国で全国新エネルギー自動車動力電池トレーサビリティ情報プラットフォームが正式に稼働しました。これは、電気自動車(EV)などの動力電池に「デジタル身分証」を付与し、その一生を追跡する国家規模のシステムです。1. プラット...
サプライチェーン

BMWやBASFが連合:2027年義務化対応の「電池パスポート」で先行する欧州勢

2026年3月、BASF、BMW、CATL、ヘンケル、シーメンス、フォルクスワーゲン(VW)などの大手メーカー連合は、電気自動車(EV)用電池のライフサイクルを追跡する共通プラットフォーム「Path.Era」を発表しました。これは、2027...
Battery主要部材

「魔法のセラミックス膜『LiSMIC』。ブラックマスからリチウムだけを抜き出す日本独自の分離技術」

現代社会のインフラ(EV、スマホ、データセンター、再生可能エネルギー)に不可欠なリチウムイオン電池を巡り、使用済み電池から資源を「回収」する技術開発が激化しています。現在、精製工程の多くを中国に依存している日本にとって、この技術は経済安全保...
Battery主要部材

POSCO Future M、米国モルテンとMOU締結—メタンガスから高純度負極材原料を製造

車載電池の負極材市場において、天然黒鉛の供給網は長らく中国に依存してきました。こうした中、韓国のPOSCO Future M(ポスコフューチャーM)は、米国のスタートアップ企業Molten(モルテン)と提携し、「採掘しない黒鉛」の共同開発に...
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独スタートアップTozero、初の工業規模プラントを開設—年間500トンの電池廃棄物を処理

電気自動車(EV)へのシフトが加速する中で、リチウムやコバルトといった希少金属の確保は、欧州にとって経済安全保障上の最優先課題となっています。これまで、使用済みバッテリーの多くは域外へ流出するか、十分な精製がなされずに廃棄されてきました。こ...
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北米ESS市場を照準、サムスンSDIが韓国L&Fと結ぶ「IRA対応」の長期供給網

電気自動車(EV)市場の成長が一時的に鈍化する「キャズム」に直面する中、韓国の電池大手サムスンSDIは、定置型蓄電池(ESS:Energy Storage System)事業を次なる成長の柱として強化しています。今回のL&Fとの契約は、米国...
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英インテグラルズ・パワー、LFP電池材料の新製法を開発-低温合成でCO2削減

世界的な電気自動車(EV)シフトとエネルギー貯蔵システム(ESS)の需要拡大を背景に、電池材料のサプライチェーン再編が急務となっている。現在、安価で安全性の高いリン酸鉄リチウム(LFP)電池の供給網はその大部分を中国が占めているが、欧米諸国...
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日本A&L、双日と連携し海外展開加速-LiBバインダーとABS樹脂を強化

日本A&Lは、親会社である双日との連携を軸に、主力製品である「合成ゴムラテックス」と「ABS樹脂」の成長戦略を加速させています。1. 合成ゴムラテックス(LiBバインダー向け)の増産計画: 愛媛工場(愛媛県新居浜市)の生産能力を、2027年...
Battery技術

「リチウム脱却」へ、中国電池大手がナトリウムイオン電池の量産を加速

中国の主要電池メーカーは、リチウム資源の制約を克服し、サプライチェーンの主導権を維持するために、ナトリウムイオン電池の量産化を加速させています。1. 主要メーカーの量産計画と進捗世界シェアを二分するCATLとBYDが、この分野でも市場を牽引...
Battery主要部材

韓国ポスコフューチャーM、グローバル車大手に負極材供給へ 2027年から5年間

韓国の電池材料メーカー、ポスコフューチャーMは2026年3月16日、グローバル自動車メーカーとの間で、電気自動車(EV)用バッテリー負極材の供給に関する1兆ウォン(約6億6820万ドル)規模の契約を獲得したと発表しました。主なポイント契約規...