NEOバッテリーマテリアルズ株式会社(NEO Battery Materials Ltd.)は、韓国の無人戦闘航空機(UCAV)メーカーとの間で、300万カナダドルの新規購入注文と共同製品開発契約(JPDA)を締結したこと、および稼働中のバッテリー部品製造施設のリースに関する最新情報を発表しました。
🤝 韓国UCAVメーカーとの契約(Project David)
| 項目 | 詳細 |
| 顧客 | 韓国のドローンおよび無人戦闘航空機(UCAV)メーカー |
| 契約の種類 | 新規購入注文(30億ウォン / 300万カナダドル)および共同製品開発契約(JPDA) |
| プロジェクト名 | Project David |
| 目的 | 顧客のマルチドローンプラットフォーム向けにエンドツーエンドのバッテリーソリューションを提供し、ガソリン駆動のMALE UCAV(中高度長時間滞空UCAV)の性能に匹敵させること。 |
| 対象プラットフォーム | スウォームUCAV(群型無人航空機)、中型VTOL(垂直離着陸機)、バルーンシステムドローン |
| 技術的目標 | エネルギー密度を既存の200-250Wh/kgから333Wh/kgに向上させ、飛行時間を25%から50%以上延長。システム重量の軽減、ペイロードの柔軟性向上、電力効率と費用対効果の最大化。 |
| 注文の条件 | 24か月間で30億KRW(300万CAD)の初期注文を約束。パフォーマンス達成、プロトタイプ検証、認証、生産能力などを条件とする。 |
| 目標とする競合 | Baykar社のBayraktar TB2のような高コストの燃料消費型UCAV。 |
🏭 運用施設リース契約の最新情報
| 項目 | 詳細 |
| 施設 | 稼働中の収益を生み出すバッテリー部品製造施設(韓国) |
| 意向書(LOI) | 2025年9月22日に韓国のバッテリーメーカーと締結済み。 |
| 正式契約の予定 | 11月10日の週末までに最終リース契約を締結する予定。 |
| デューデリジェンス | 生産設備、施設の安全性、環境アセスメント、法令遵守に関する慣習的なデューデリジェンスはすべて実施・満たされている。 |
| 契約後の計画 | 正式契約締結後、設備および施設への即時アクセス権を取得し、既存の大手自動車メーカーおよび下流の顧客にサービスを提供するため、速やかにバッテリー電極の生産を再開する。隣接する3.2エーカーの拡張施設と合わせて、新たなドローン、ロボティクス、エレクトロニクス分野にもシリコン強化バッテリーを供給する。 |
📝 まとめ
NEOバッテリーマテリアルズは、防衛および産業用途のドローン市場において、高性能なシリコン強化バッテリーソリューションを提供することで、戦略的な足場を築きつつあります。特に、UCAVメーカーとの大規模な契約は、同社のバッテリー技術が、飛行時間やエネルギー密度といった重要課題の解決に貢献する可能性を示しています。同時に、既存の顧客への供給を再開するための製造施設確保のプロセスも最終段階にあり、今後の収益創出と事業拡大に向けた基盤が強化されつつある状況です。


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